失敗しないちょんまげのやり方!短い髪もゴム1本で結ぶプロの裏技
ストリートファッションやカルチャーシーンで圧倒的な存在感を放つ「メンズちょんまげ(マンバン)」スタイル。ワイルドさと清潔感を両立できるヘアアレンジとして定着した一方で、「短い髪がパラパラ落ちてくる」「ゴムでどう結べばいいか分からない」といった悩みを抱える人は少なくありません。
本記事では、日常で手軽に実践できる現代風のお団子アレンジから、舞台やイベントで役立つ本格的な侍スタイルの知識まで網羅的に解説します。不器用な方でもゴム1本でサロン帰りのようなシルエットを作る決定的なプロのテクニックをお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:短い髪でも上下2段結びやループ処理を使えば、ゴム1本で崩れないちょんまげヘアが完成する。
- 要点2:必要な髪の長さはトップ15cm以上が目安であり、ワックスやグリースの下地作りがキープ力を大きく左右する。
- 要点3:歴史的な侍の本チャンちょんまげや時代劇のかつら構造を知ることで、イベントや本格再現にも応用できる。
【基本編】ゴム1本で決まる!メンズ向けちょんまげヘアの作り方手順
男性のヘアアレンジとして人気の高い「メンズちょんまげヘア(マンバンスタイル)」は、手順さえ覚えればわずか1分でセットが完了します。用意するものは太めのヘアゴム1本とスタイリング剤のみです。
まず、手ぐしまたは目の粗いコームを使って、髪全体を後頭部の高い位置(ゴールデンポイントと呼ばれる頭頂部と後頭部の間)へ集めます。このとき、あごを少し上げながら髪を集めると、襟足のたるみを防ぎやすくなります。髪を一束にまとめたら、ゴムで根元を2〜3周きつく巻き、最後の1周で毛先を完全に引き抜かず、お団子状の輪っか(ループ)を残して留めます。
仕上げに、トップやサイドの毛束を指先でミリ単位でつまんで軽く引き出し、頭の形に丸みを持たせることで、こなれた立体感が生まれます。きっちり結びすぎず、適度な抜け感を作ることが今っぽいシルエットを作る最大のポイントです。
【裏技】短い髪でも崩れない!マンバンヘアを綺麗に結ぶプロの技術
「まだ髪が伸びきっていないけれど、今すぐちょんまげを結びたい」という場合に役立つのが、プロのヘアスタイリストも実践する分割結びの裏ワザです。長さが足りない短い髪を1箇所に無理やりまとめようとすると、結び目のテンションが緩み、サイドや襟足から髪がこぼれ落ちてしまいます。
解決策として有効なのが「ハーフアップ2段結び」です。まず頭頂部からハチ上の髪だけをすくい取って高い位置で小さくお団子を作り、その後、残った下半分やサイドの髪を持ち上げて最初のお団子の根元に巻きつけるように合流させます。この方法を使えば、トップの長さが10cm程度しかなくても、パラパラと毛が落ちてきません。
また、毛先がツンツンと飛び出してしまう場合は、結ぶ直前に少量のバームを毛先へ馴染ませ、ゴムの中に毛先を折り込むように収納すると、コンパクトで洗練された見た目に仕上がります。
【長さ・骨格】必要な髪の長さの目安とちょんまげが似合う人の特徴
綺麗なお団子を作るために必要な髪の長さは、目指すスタイルによって異なります。一般的に、サイドやバックを刈り上げるツーブロック(アンダーカット)のちょんまげスタイルであれば、トップの長さ15cm〜20cm(前髪が鼻先から口元にかかる程度)が最低限の目安となります。髪全体を刈り上げずにオールバックで束ねるフルマンバンの場合は、襟足まで届かせるために25cm以上が必要です。
ちょんまげスタイルが似合う人の骨格や顔立ちには明確な傾向があります。フェイスラインが引き締まっている方や、エラや顎のラインがはっきりしているベース型・面長型の方は、後頭部にボリュームを出すことでバランスが劇的に整います。また、髭を生やしている男性との相性も抜群で、男らしさと知的な色気を同時に演出できます。
丸顔で幼く見られがちな方の場合は、結ぶ位置を頭頂部寄りの高めに設定し、トップの高さを強調することでシャープな印象へと補正が可能です。
【前髪・おくれ毛対策】スタイリング剤の選び方と落ちてこない方法
ちょんまげスタイルで最も多いストレスが、時間が経つにつれて前髪やおくれ毛が落ちてくる現象です。結んだスタイルを一日中キープするためには、結ぶ前のベース作りと適切な整髪料選びが欠かせません。
前髪を結ぶ際のコツは、乾いた髪にいきなりゴムを通すのではなく、油分とセット力のあるワックスや水性ポマード(グリース)をあらかじめ髪全体へ揉み込んでおくことです。髪の摩擦力が高まり、ゴムの引っかかりが強固になります。特に前髪の生え際やもみあげ周辺には、指先で丁寧にスタイリング剤を馴染ませておきましょう。
仕事中やスポーツ時など絶対に崩したくない場面では、結び終えた後にハードタイプのヘアスプレーを生え際から20cmほど離して吹きかけ、浮き毛(アホ毛)を手のひらで軽く押さえます。見えない位置にアメリカピンを頭皮と平行に差し込んで固定すれば、激しい運動でもビクともしない耐久性を発揮します。
【ワンランク上へ】結び目の隠し方とメンズお団子ヘアアレンジのコツ
黒いヘアゴムがそのまま露出していると、どこか生活感が出てしまいがちです。ワンランク上の洗練された雰囲気を醸し出すには、結び目を自然に隠すテクニックを取り入れましょう。
最も手軽で洗練された印象を与えるのが「毛束巻きつけ法」です。髪をまとめる際にお団子を作らず、一度ポニーテール状に結んだ後、毛束から少量の髪(鉛筆1本分程度)を取り分けます。その毛束を結び目のゴムにぐるぐると巻きつけ、巻き終わりの毛先を結び目付近のゴムの内側にピンや指で押し込むだけで、ゴムが完全に隠れて上質なヘアスタイルへ昇華します。
さらに、休日にはお団子部分をあえてルーズにほぐすメッシーバン(無造作お団子)や、レザー調のヘアタイ、ビーズアクセサリーを結び目にプラスすることで、モード系からアメカジまで幅広いファッションにマッチする個性的なアレンジが楽しめます。
【歴史・本格派】侍の本物のちょんまげと時代劇かつらの作り方
現代のマンバンヘアのルーツとも言える日本の伝統的な「ちょんまげ(丁髷)」は、武士の兜(かぶと)の蒸れを防ぎ、頭頂部を保護するために生まれた実用的な髪型でした。江戸時代に定着した本格的な本多髷(ほんだまげ)などのスタイルは、頭頂部を剃り上げる「月代(さかやき)」を作り、側頭部と後頭部の髪を元結(もっとい)と呼ばれる和紙のこよりで強く束ね、前方に折り曲げて頭頂部に据える緻密な技術が用いられています。
一方、時代劇や演劇で使われる本格的な「ちょんまげかつら」は、伝統工芸の粋を集めて製作されます。まず役者の頭の形状を銅板や石膏で精密に型取りし、羽二重(はぶたえ)と呼ばれる極薄の絹布をベースとして頭皮部分を作成します。そこに職人が人毛を1本ずつ手作業で植え込み、椿油や固形鬢付け油(びんづけあぶら)を熱コテで馴染ませながら、美しい毛流れと髷の反りを結い上げます。
近年ではコスプレや余興用に、ウレタンや軽量樹脂をベースにした簡易かつらも市販されていますが、プロ仕様のかつらは役者の顔立ちや役柄の身分に合わせて毛量や月代の広さがミリ単位で微調整されています。
【ちょんまげのやり方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:髪を伸ばしている途中の「中途半端な長さ」を乗り切る方法は?
A1:トップの髪が結べる長さになるまでは、ヘアバンドやキャップを活用するか、全体にパーマをかけて動きを出すのがおすすめです。パーマをかけると毛先がまとまりやすくなり、短い状態でも毛束を結びやすくなるメリットがあります。
Q2:毎日ちょんまげを結んでいるとハゲる(牽引性脱毛症になる)心配はありますか?
A2:長期間にわたり同じ位置で髪を強く引っ張り続けると、毛根に負担がかかり生え際が後退するリスク(牽引性脱毛症)があります。対策として、結ぶ位置を日によって変える、帰宅後はすぐにゴムを外して頭皮をマッサージする、引っ張りすぎない適度なテンションで結ぶことを意識してください。
Q3:ビジネスシーンでちょんまげスタイルはマナー違反になりますか?
A3:職種や企業のドレスコードに左右されますが、クリエイティブ系やIT系、アパレル業界では広く受け入れられています。堅いビジネスの場では、おくれ毛や浮き毛をグリースできっちり抑え、低めの位置でタイトにまとめることで、清潔感と誠実な印象を保つことが可能です。
まとめ:自分好みのちょんまげスタイルを日常に取り入れよう
メンズのちょんまげスタイルは、結ぶ位置や整髪料の質感、髪の長さの組み合わせ次第で、無骨なストリート感から洗練されたスマートな雰囲気まで自在に表現できる万能なヘアアレンジです。
「短いから結べない」と諦めていた方も、今回紹介したハーフアップ2段結びや下地ワックスの技術を取り入れることで、今日からストレスなく理想のフォルムを作ることができます。日々のスタイリングにプロのコツを取り入れ、自分らしいヘアスタイルを楽しんでみてください。 (出典: ちょんまげ やり方(Yahoo!ニュース))