WANIMA『やってみよう』の魅力と原曲の秘密を徹底解剖!
世代を超えて日本中にポジティブなエネルギーを届け続けるロックバンド・WANIMA。彼らの名を一気に国民的アーティストへと押し上げた代表曲が、2017年元日のau「三太郎」テレビCMで突如解禁された『やってみよう』です。イントロが流れた瞬間に誰もが「聴いたことがある!」とハッとする親しみやすさと、疾走感あふれるメロディックパンクサウンドが絶妙に融合し、リリースから年月が経った2026年現在も学校行事やスポーツ中継、CMなどあらゆる場面で愛され続けています。
なぜこの楽曲は、子供から大人までこれほどまでに幅広いリスナーの心を掴んで離さないのでしょうか。誰もが知る世界的童謡との関係性や、WANIMAならではのポジティブなメッセージ性、そして楽曲が生まれた背景を音楽ジャーナリストの視点から紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:楽曲の元ネタは世界中で親しまれる名作童謡『ピクニック』であり、巧みなアレンジで現代の国民的応援アンセムへと昇華。
- 要点2:au「三太郎シリーズ」の正月CMソングとして大反響を呼び、2017年3月8日の配信発売以降ロングヒットを記録。
- 要点3:背中を優しく押す歌詞と疾走感あるコードワークが、世代を超えて自己肯定感を高める応援ソングとして定着。
【CMから社会現象へ】au「三太郎」正月CMソング誕生の背景
2017年1月1日、お茶の間のテレビから流れてきたのは、松田翔太さん演じる桃太郎や桐谷健太さん演じる浦島太郎、濱田岳さん演じる金太郎らが織りなす大人気CM「三太郎シリーズ」のお正月スペシャル映像でした。そのバックでパワフルに響き渡ったのがWANIMAの『やってみよう』です。「春のトビラ・やってみよう」篇としてオンエアされたこのタイアップは、新年を迎えた日本中に強烈なインパクトを与えました。
CM公開直後からSNS上では「元気が湧いてくる」「この曲を歌っているのは誰?」と大きな話題を呼び、問い合わせが殺到。その熱狂的な反響を受ける形で、2017年3月8日に配信限定シングルとして公式リリースされると、主要配信チャートで軒並み1位を獲得する快挙を成し遂げました。YouTubeで公開されたミュージックビデオ(PV)も瞬く間に再生数を伸ばし、バンドの知名度を飛躍的に高める決定打となったのです。
【元ネタの正体】誰もが知る世界的童謡『ピクニック』との関係性
『やってみよう』を初めて耳にした人の多くが親近感を覚えた最大の理由は、そのメロディのベースにあります。原曲となっているのは、イギリス民謡をルーツに持ち、日本でも「丘を越え 行こうよ 口笛吹きつつ」のフレーズで広く知られる名作童謡『ピクニック』です。
童謡の持つ軽快でキャッチーな骨格を活かしつつ、WANIMAらしい高速のツービートと重厚なディストーションギター、そして圧倒的なコーラスワークを注入。単なる替え歌の枠を完全に超え、オリジナルなロックチューンとして再構築されています。親しみやすいクラシックな旋律と最先端のパンクロックが融合したことで、小さな子どもから高齢層までストレスなく楽しめる間口の広さを生み出しました。
【歌詞の意味を深掘り】失敗を肯定するストレートな応援メッセージ
作詞を手掛けたKENTA(Vo/Ba)が紡いだ言葉の数々は、従来の「頑張れ」とプレッシャーをかける応援ソングとは一線を画しています。サビで繰り返される「正しいより 楽しい」「正しいより 面白い」というフレーズには、常識や失敗への恐れにとらわれず、まずは一歩を踏み出すことの大切さが込められています。
「倒れるなら 前のめり」「失敗も思い出」といった歌詞は、挑戦すること自体に価値があるという無条件の肯定感をリスナーに与えてくれます。熊本県天草出身のメンバーが下積み時代を泥臭く乗り越えてきたバックボーンがあるからこそ、その言葉には嘘がなく、聴く者の胸にダイレクトに響く説得力を持っています。
【音楽的アプローチ】初心者にも弾きやすいキャッチーなコード進行
『やってみよう』がバンド演奏や弾き語り、学校のブラスバンド演奏などで頻繁にカバーされる理由の一つに、明快で力強いコード進行があります。キーは原曲の明快さを引き立てる構成となっており、基本的にはポップ・パンク王道のメジャーコードを中心とした進行で展開されます。
シンプルなコードワークでありながら、サビ前のブレイクや疾走感あふれるビートチェンジによって劇的な推進力を生み出しています。楽器を始めたばかりのビギナーでも比較的コピーしやすく、ライブハウスから文化祭まで演奏する側と観客が一体になって盛り上がれる構造が徹底されています。
【WANIMAの足跡】泥臭い下積みが育んだバンドの圧倒的バイタリティ
KENTA(Vo/Ba)、KO-SHIN(Gt/Cho)、FUJI(Dr/Cho)の3人からなるWANIMA。彼らの音楽が持つ底抜けの明るさと力強さは、決して順風満帆ではなかったバンドの経歴に裏打ちされています。故郷である熊本から上京し、幾多の苦難やメンバーチェンジを乗り越えながら、地道なライブ活動でファンを増やしてきました。
2014年に名門レーベル・PIZZA OF DEATH RECORDSからデビューを果たして以降、圧倒的な演奏力と温かい人柄でロックシーンの最前線へ駆け上がりました。大型フェスや単独スタジアム公演でのライブ映像を見ても、3人が全身全霊で笑顔を届ける姿が印象的であり、その熱量こそが『やってみよう』という楽曲に魂を吹き込んでいる最大の要因です。
【WANIMA「やってみよう」】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『やってみよう』の元ネタとなった曲は何ですか?
A1:日本でも広く親しまれている世界的童謡『ピクニック』(イギリス民謡ルーツ)が原曲です。原曲の親しみやすいメロディをベースに、WANIMA流のエネルギッシュなロックアレンジが施されています。
Q2:『やってみよう』の発売日や配信日はいつですか?
A2:2017年1月1日にau「三太郎」CMソングとして初公開され、同年3月8日に配信限定シングルとしてリリースされました。その後、2018年1月にリリースされたメジャー1stフルアルバム『Everybody!!』にも収録されています。
Q3:なぜこの曲は学校行事や運動会などで定番曲になっているのですか?
A3:童謡由来の覚えやすいメロディラインと、「失敗してもいいから挑戦しよう」という前向きな教育的メッセージが、子どもから保護者、教育関係者にまで幅広く支持されているためです。
まとめ:時代を超えて背中を押し続ける永遠のマスターピース
童謡『ピクニック』という普遍的なメロディを土台に、挑戦するすべての人へのエールを詰め込んだWANIMAの『やってみよう』。公開から時を経てもその輝きは色あせることなく、新しいことに一歩踏み出そうとする人々の背中を力強く押し続けています。
迷ったとき、何かに挑戦するのが怖くなったとき、この曲が教えてくれる「まずはやってみる」というシンプルな勇気は、これからも多くのリスナーの日常を明るく照らし続けるはずです。 (出典: wanima やっ て みよう(Yahoo!ニュース))