リップスライム不倫騒動の真相と今|SU報道・PES脱退から現在の姿
2000年代の日本のヒップホップシーンを軽やかなポップセンスでお茶の間に浸透させ、国民的人気を博した5人組グループ「RIP SLYME(リップスライム)」。『楽園ベイベー』や『熱帯夜』など数々のヒットチューンで時代を彩った彼らですが、2010年代後半を境にグループは事実上の空中分解という衝撃的な展開を迎えました。
その決定的な引き金となったのが、MCのSU(スー)による不倫報道でした。一人のメンバーのスキャンダルにとどまらず、グループの活動休止、公式サイト閉鎖、そして主要メンバーであるPES(ペス)の電撃脱退と告発へと連鎖していった一連の騒動。かつて固い絆で結ばれていたはずの彼らに一体何が起きたのか、不倫騒動の全貌から現在の活動状況までを振り返ります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2017年4月のSUとモデル・江夏詩織の不倫報道が発端となり、グループは活動休止へ追い込まれた。
- 要点2:騒動の余波の中でPESが2017年9月に脱退、後にメンバー間での確執やいじめを告発し決定的な亀裂が表面化した。
- 要点3:現在はRYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの3人で再始動しており、SUとPESが合流する見込みは極めて低い。
【発端と経緯】SUの不倫報道と大塚愛への嫌がらせ被害
RIP SLYMEの歯車が大きく狂い始めたのは、2017年4月のことでした。写真週刊誌『FRIDAY』が、低音ボイスと洒脱なキャラクターで人気を集めていたMC・SUと、当時21歳だったモデル・江夏詩織との不倫密会をスクープしたのです。
当時、SUの妻はシンガーソングライターの大塚愛でした。2010年に結婚し、長女をもうけて「おしどり夫婦」として知られていただけに、22歳もの年齢差がある不倫劇は世間に大きな衝撃を与えました。報道直後からSUは出演予定だった音楽フェスへの出演を急遽キャンセルするなど、グループ全体のスケジュールにも甚大な影響が出始めます。
さらに事態を深刻化させたのが、不倫相手とされた江夏詩織側からの大塚愛に対する常軌を逸した嫌がらせ行為でした。SNS上での執拗な匂わせ行為や、深夜に自宅のインターホンを鳴らし続けるといったストーカーじみた嫌がらせが明るみに出て、世間の批判は一気に頂点へと達しました。耐えかねた大塚愛は2018年11月にSUとの離婚を発表。「子どもとの生活を守るため」という切実なコメントは、多くの同情を集めました。
【活動休止の真相】なぜ公式サイト閉鎖と事実上の解散に至ったのか
不倫報道直後からライブやイベントの出演見合わせが続いていたRIP SLYMEですが、2018年10月31日、グループの公式ウェブサイトが突如として閉鎖され、ファンクラブも運営を終了しました。
当時、所属事務所やレーベルから明確な「解散宣言」が出されなかったため、ファンの間では「一時的な冷却期間ではないか」という淡い期待も残されていました。しかし実情は、スポンサー契約の解除やCMタイアップの消滅、さらにはメンバー間でのグループ運営をめぐる議論の決裂など、グループとしての存続が極めて困難な状況に追い込まれていたのです。
SU自身もインスタグラムで「すべての責任は私にあります」と謝罪し、事務所を退社。事実上の活動休止状態へと突入し、平成を代表するヒップホップグループは表舞台から姿を消すことになりました。
【確執の表面化】PESによる告発といじめの実態、脱退の理由
不倫騒動による活動休止から数年が経過した2021年、事態はさらに泥沼の様相を呈します。メロディアスなフックと卓越したラップスキルでグループの音楽的支柱だったPESが、すでに2017年9月の時点でグループを脱退していたことを公表したのです。
PESは自身のSNSや生配信で、長年にわたるメンバーからの無視やいじめ、精神的な孤立があったことを告発しました。発端は、残されたメンバー(RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYA)がPES不在のままグループのインスタライブを行い、コメント欄でPESの名前を出したことでした。これに対しPESは「勝手に名前を使わないでほしい」「脱退後も謝罪や対話の機会を求めてきたが、完全に無視され続けてきた」と怒りを滲ませて反論したのです。
不倫騒動が起きる以前から、グループ内部には修復不可能な人間関係の亀裂が存在しており、SUのスキャンダルは積み重なっていた不満が一気に爆発する引き金に過ぎなかったことが浮き彫りとなりました。この生々しい告発に対し、ネット上では「青春の思い出が汚された」「仲の良さが魅力だっただけにショックが大きい」と悲痛な声が溢れ返りました。
【3人体制での再始動】新生RIP SLYMEの現在とメンバーの動き
暗雲が立ち込める中、グループは2022年4月にRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で約5年半ぶりとなる新曲『Humanity』をリリースし、本格的な活動再開を果たしました。
5人時代の楽曲も3人向けにパートを再構築してフェスやワンマンツアーで披露するなど、精力的なライブ活動を展開しています。MC2人とDJ1人というコンパクトな編成になったことで、原点回帰とも言えるタイトなヒップホップサウンドを打ち出し、オールドファンだけでなく新たなリスナー層の獲得にも注力しています。
一方で、かつての5人体制に強い愛着を持つファンの間では、PESの印象的な高音パートやSUの重厚な低音が存在しない現在のスタイルに対して、複雑な思いを抱く声が根強く残っているのも事実です。
【SUと大塚愛の現在】スキャンダル後のそれぞれの歩み
不倫騒動の中心人物となったSUは、事務所退社後に一時芸能界から完全に身を引いていましたが、現在はDJ活動やソロでの音楽制作、舞台出演など個人名義での表現活動をマイペースに再開しています。SNSでの発信も行っており、過去の過ちを受け止めつつ、独自のスタンスでクリエイティブな現場に関わり続けています。
一方の大塚愛は、離婚後もシンガーソングライターとして精力的に楽曲制作や全国ツアーを継続。母親としての生活を守りながら、小説の執筆や絵画の個展を開催するなど、マルチな才能を発揮して高い支持を集めています。スキャンダルの被害者という立場を乗り越え、自立した表現者としてのキャリアを力強く歩んでいます。
【リップ スライム 不倫】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIP SLYMEは正式に解散したのですか?
A1:正式な「解散」はしていません。PESが脱退しSUが活動を離れた後、現在はRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で「RIP SLYME」として活動を継続しています。
Q2:不倫相手と報じられた江夏詩織は現在どうしていますか?
A2:騒動後は芸能活動を大幅にセーブし、一時期は改名やSNSの一時休止などを行っていました。現在も表立ったメジャーシーンへの露出は限定的となっています。
Q3:今後、結成当時の5人で完全再結成する可能性はありますか?
A3:可能性は極めてゼロに近いと考えられます。PESが過去のいじめや確執を公に告発し、他のメンバーとの対話を完全に断絶していること、またSUの復帰に関してもグループ側が慎重な姿勢を崩していないためです。
まとめ:名門グループが残した功績とそれぞれの選んだ未来
RIP SLYMEの不倫騒動から始まった一連のドラマは、単なる芸能界のスキャンダルという枠組みを超え、長年活動を共にしてきたグループの脆さと人間関係の複雑さを浮き彫りにしました。
オリジナルメンバー5人でのステージを再び見ることは現実的に極めて困難ですが、彼らが日本のポップミュージック史に刻んだ『黄昏サラウンド』や『熱帯夜』といった名曲の輝きが色褪せることはありません。3人で看板を守り続ける新生RIP SLYME、ソロとして自らの道を歩むPESやSU、そして傷を乗り越えて輝く大塚愛。それぞれの選んだ道が今後どこへ向かうのか、静かに見守る必要があります。 (出典: リップ スライム 不倫(Yahoo!ニュース))