【2026最新】全相撲部屋の所在地一覧!脱・両国移転の真相と見学法
両国国技館を中心に長い歴史を紡いできた大相撲の世界。日本相撲協会に所属する全相撲部屋の配置図は、時代の変遷とともに少しずつ、しかし確実に塗り替えられています。かつては「墨田区・江東区の下町エリア」に集中していた相撲部屋ですが、現在はトレーニング環境の刷新や地域連携を背景に、都外へ拠点を構える部屋も定着しました。
本稿では、2026年最新の全相撲部屋一覧をはじめ、各一門の系統や注目の師匠(親方)の体制、ファンなら一度は訪れたい朝稽古の見学予約手順まで、現場取材の視点を交えて分かりやすく整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年現在、全相撲部屋は5つの一門(出羽海・二所ノ関・高砂・時津風・伊勢ヶ濱)に分かれ、都内下町エリアから地方都市まで幅広く分布。
- 要点2:敷地の広さや土俵2面の確保、地域密着型育成を求め、茨城県の二所ノ関部屋をはじめとする「脱・両国」の移転トレンドが定着。
- 要点3:朝稽古見学は部屋ごとに対応が異なり、完全事前予約制や公式ファンクラブ会員限定のケースが増加しているため確認が必須。
【2026年最新】一門別・全相撲部屋の所在地一覧と師匠(親方)一覧
日本相撲協会に所属する相撲部屋は、血統や師弟関係に基づく「一門」と呼ばれるグループで構成されています。まずは、2026年最新の相撲部屋一覧を一門ごとに分類し、本拠地の住所と現在の親方(師匠)の状況を整理しました。
出羽海一門(出羽海部屋、藤島部屋、春日野部屋など)
名門中の名門として知られる出羽海一門の部屋一覧です。伝統的に墨田区や江東区、杉並区などに重厚な拠点を構えています。
- 出羽海部屋:東京都墨田区両国2丁目(師匠:出羽海親方 / 元前頭・小城ノ花)
- 春日野部屋:東京都墨田区両国1丁目(師匠:春日野親方 / 元関脇・栃乃和歌)
- 玉ノ井部屋:東京都足立区西新井4丁目(師匠:玉ノ井親方 / 元大関・栃東)
- 入間川部屋(現・雷部屋):埼玉県さいたま市中央区(師匠:雷親方 / 元小結・垣添)
- 藤島部屋:東京都中野区新井3丁目(師匠:藤島親方 / 元大関・武双山)
- 境川部屋:東京都足立区舎人4丁目(師匠:境川親方 / 元小結・両国)
- 尾上部屋:東京都大田区池上8丁目(師匠:尾上親方 / 元小結・濱ノ嶋)
- 式秀部屋:茨城県龍ケ崎市佐貫(師匠:式秀親方 / 元前頭・潮丸の系統・元北桜)
- 武隈部屋:東京都大田区雪谷大塚町(師匠:武隈親方 / 元大関・豪栄道)
二所ノ関一門(二所ノ関部屋、鳴戸部屋、佐渡ヶ嶽部屋など)
積極的な育成環境づくりと先進的な部屋運営が目立つグループです。
- 二所ノ関部屋:茨城県稲敷郡阿見町(師匠:二所ノ関親方 / 第72代横綱・稀勢の里)
- 佐渡ヶ嶽部屋:千葉県松戸市串崎南町(師匠:佐渡ヶ嶽親方 / 元関脇・琴ノ若)
- 鳴戸部屋:東京都墨田区向島1丁目(師匠:鳴戸親方 / 元大関・琴欧洲)
- 田子ノ浦部屋:東京都江戸川区東小岩(師匠:田子ノ浦親方 / 元前頭・隆の鶴)
- 片男波部屋:東京都墨田区亀沢4丁目(師匠:片男波親方 / 元関脇・玉春日)
- 高田川部屋:東京都江東区清澄2丁目(師匠:高田川親方 / 元関脇・安芸乃島)
- 峰崎部屋(閉鎖・他部屋へ合流など再編)
- 放駒部屋:東京都足立区六町(師匠:放駒親方 / 元関脇・玉乃島)
- 西岩部屋:東京都台東区寿(師匠:西岩親方 / 元関脇・若の里)
- 中村部屋:東京都墨田区(師匠:中村親方 / 元関脇・嘉風)
時津風一門(時津風部屋、荒汐部屋、追手風部屋など)
中央区日本橋浜町など下町の要所に根付く時津風一門の所在地データです。
- 時津風部屋:東京都墨田区両国3丁目(師匠:時津風親方 / 元前頭・土佐豊)
- 荒汐部屋:東京都中央区日本橋浜町2丁目(師匠:荒汐親方 / 元幕内・蒼国来)
- 追手風部屋:埼玉県草加市瀬崎(師匠:追手風親方 / 元前頭・大翔山)
- 伊勢ノ海部屋:東京都文京区千石3丁目(師匠:伊勢ノ海親方 / 元幕内・北勝鬨)
- 錣山部屋:東京都江東区清澄3丁目(師匠:錣山親方 / 元小結・豊真将)
- 湊部屋:埼玉県川口市芝(師匠:湊親方 / 元前頭・湊富士)
- 立浪部屋:茨城県つくばみらい市(師匠:立浪親方 / 元小結・旭豊)
高砂一門(高砂部屋、九重部屋、八角部屋など)
- 高砂部屋:東京都墨田区本所3丁目(師匠:高砂親方 / 元関脇・朝赤龍)
- 九重部屋:東京都葛飾区奥戸(師匠:九重親方 / 元大関・千代大海)
- 八角部屋:東京都墨田区亀沢1丁目(師匠:八角親方 / 第61代横綱・北勝海)
- 錦戸部屋:東京都墨田区亀沢1丁目(師匠:錦戸部屋親方 / 元関脇・水戸泉)
- 東関部屋(八角部屋へ統合)
伊勢ヶ濱一門(伊勢ヶ濱部屋、浅香山部屋、安治川部屋など)
- 伊勢ヶ濱部屋:東京都江東区毛利1丁目(師匠:伊勢ヶ濱親方 / 第63代横綱・旭富士)
- 浅香山部屋:東京都緑が丘・墨田区本所(師匠:浅香山親方 / 元大関・魁皇)
- 安治川部屋:東京都江東区石島(師匠:安治川親方 / 元関脇・安美錦)
- 宮城野部屋(当面伊勢ヶ濱部屋へ合流・再編中)
- 朝日山部屋:東京都千葉県鎌ケ谷市(師匠:朝日山親方 / 元関脇・琴錦)
- 宮城野部屋・間垣部屋の合流動向:相撲界の内部規定改定に伴い、所属力士の指導体制が統合・アップデートされています。
伝統の聖地「墨田区・江東区」の相撲部屋マップと集中する背景
大相撲の本拠地といえば、両国国技館を擁する東京都墨田区と、それに隣接する江東区です。このエリアに相撲部屋が密集しているのには明確な歴史的・地理的背景があります。
墨田区の相撲部屋マップを鳥瞰すると、JR両国駅から徒歩圏内の亀沢・両国・本所エリアに名門部屋が点在しています。また、江東区の相撲部屋住所一覧を見ても、清澄白河や毛利、石島といった深川エリアに数多くの部屋が構えられています。
この地域に集まる最大のメリットは、両国国技館への移動負荷が極めて少ないことです。本場所中、幕内や十両の関取衆はもちろん、裏方を支える呼出や床山、行司もスムーズに移動できます。さらに、近隣の部屋同士が歩いて行き来できる距離にあるため、日常的な「出稽古(他部屋へ稽古に行くこと)」が容易であり、力士全体の切磋琢磨を促すエコシステムが完成していました。
なぜ都内を脱出?二所ノ関部屋(茨城)など相撲部屋移転の決定的な理由
長年続いた「下町集中」の構図に大きな変化をもたらしたのが、都外への移転トレンドです。その象徴とも言えるのが、茨城県阿見町に本拠地を置く二所ノ関部屋の所在地です。
なぜ歴史ある相撲部屋が、国技館から離れた茨城県や千葉県、埼玉県へと拠点を移すのでしょうか。取材から見えてきた相撲部屋の移転理由は主に以下の3点に集約されます。
- 広大な敷地と近代的な育成設備の確保:都心部では地価が高く、十分な広さの稽古場や土俵を複数面設けることが困難です。二所ノ関部屋では土俵を2面設置し、ウエイトトレーニング専用ジムや個室宿舎を完備するなど、アスリート養成施設としての環境を極限まで高めています。
- 地域密着型ファンづくりと自治体支援:地方自治体側も相撲部屋の誘致を歓迎しており、地域活性化のシンボルとして手厚いサポートを実施しています。地元食材の提供や子どもたちとの交流など、地域に根ざした独自の応援体制が築かれています。
- 近年の交通インフラの発展:つくばエクスプレスや圏央道などの交通網が整備されたことで、都内への移動時間が大幅に短縮され、「両国から離れるデメリット」が薄れました。
人気部屋のアクセスと特徴|伊勢ヶ濱部屋の現在と注目部屋の動向
数多くの実力派力士を輩出し続ける伊勢ヶ濱部屋の住所とアクセスは、ファンからの関心が特に高いトピックです。現在の拠点は東京都江東区毛利1丁目に位置し、最寄り駅はJR総武線・東京メトロ半蔵門線の「住吉駅」または「錦糸町駅」から徒歩数分という好立地を誇ります。
伊勢ヶ濱部屋は厳しい稽古と徹底した生活指導で知られ、近年は宮城野部屋の受け入れなど、師匠・親方の現在の状況においても角界のキーパーソンとして重責を担っています。また、安美錦が立ち上げた安治川部屋(江東区石島)など、新進気鋭の師匠が率いる部屋も独自の近代的なトレーニング理論を取り入れ、新たな活気を生み出しています。
大相撲ファン必見!朝稽古の見学可否と正しい予約方法・マナー
相撲の醍醐味である「朝稽古」は、力士たちの激しいぶつかり合いを間近で体感できる貴重な機会です。しかし、トラブル防止や力士の集中力維持のため、朝稽古の見学予約方法は近年厳格化されています。
見学受け入れの3つのタイプ
- 完全事前予約制:部屋の公式ウェブサイトや後援会窓口から申し込みを行う形式(例:荒汐部屋の窓越し見学や一部のオープンな部屋)。
- 後援会・ファンクラブ限定:一般公開は行わず、公式ファンクラブ会員や協賛企業関係者のみを対象とする部屋。
- 一般見学休止:本場所前や感染症対策、稽古場スペースの都合により一般見学を一切受け付けていない部屋。
見学を希望する場合、「いきなり部屋を訪問する」のは絶対にNGです。必ず事前に部屋の公式HPや日本相撲協会の公式発表で受け入れ状況を確認し、指定された正規の手順で予約を取りましょう。見学中は私語厳禁、携帯電話のマナーモード徹底、写真撮影ルールの遵守が必須条件です。
本場所だけじゃない!地方場所(大阪・名古屋・福岡)の宿舎事情
大相撲は東京(1月・5月・9月)だけでなく、大阪(3月・春場所)、愛知(7月・名古屋場所)、福岡(11月・九州場所)の年3回、地方場所が開催されます。この期間、各相撲部屋は地方場所の宿舎へと拠点を丸ごと移します。
宿舎として利用されるのは、主に現地の由緒ある寺院や温泉旅館、企業の保養施設、公共施設などです。本堂の隣に仮設の土俵を築き、力士たちは約1ヶ月間寝食を共にします。地方場所の宿舎周辺では、東京とはまた一味違った風情ある朝稽古の光景や、力士と地元住民との温かい交流が見られるのも大相撲の大きな魅力です。
【相撲 部屋 所在地 一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:相撲部屋の朝稽古は、予約なしでふらっと立ち寄って見学できますか?
A1:原則として予約なしの飛び込み見学はできません。力士の集中力維持や防犯、近隣住民への配慮から、完全予約制または後援会員限定としている部屋がほとんどです。見学を希望する場合は、事前に各部屋の公式ホームページ等で受付状況を必ず確認してください。
Q2:なぜ最近は墨田区や江東区以外の「茨城県」などに移転する部屋が増えているのですか?
A2:都心部では確保が難しい「広大な敷地」と「近代的な設備(土俵2面や最新ジム、個室宿舎など)」を確保し、力士の育成環境を大幅に向上させることが主目的です。交通網の発達により両国への移動が容易になったことも後押ししています。
Q3:最新の部屋の師匠(親方)や正確な所在地はどこで確認できますか?
A3:日本相撲協会の公式ウェブサイト(相撲部屋一覧ページ)にて、随時更新される最新の師匠名・住所・電話番号を確認できます。部屋の新設や閉鎖、親方の名跡変更があった際も公式情報が最も正確です。
まとめ:相撲部屋の現在地を知れば大相撲がさらに面白くなる
2026年現在の大相撲界は、両国を中心とした下町エリアの伝統を守りつつも、アスリートファーストの観点から郊外へ拠点を広げるなど、確かな進化の過程にあります。それぞれの相撲部屋が掲げる育成方針や歴史的ルーツは、部屋の立地や稽古環境にも色濃く反映されています。
応援する力士が日々汗を流す相撲部屋の所在地や一門のつながりを知ることで、本場所の土俵が何倍もドラマチックに見えてくるはずです。ルールとマナーを守りながら、日本が誇る伝統文化の息吹をぜひ体感してみてください。 (出典: 相撲 部屋 所在地 一覧(Yahoo!ニュース))