キンプリ×Hondaハートの全軌跡|歴代CMと契約終了の真相・最新動向
2021年秋に始動し、日本の広告史とエンタメシーンに鮮烈な足跡を刻んだ本田技研工業(Honda)とKing & Prince(キンプリ)によるプロジェクト「Hondaハート」。日本のものづくりを支える技術者の情熱と、トップアイドルとして挑戦を続けるメンバーの想いが共鳴したこのキャンペーンは、単なるタレント広告の枠を超え、多くの人々に勇気と感動を届けました。
メンバーの体制変化や契約期間の満了を経てなお、ファンの間では「伝説のコラボ」として語り継がれています。本記事では、大反響を巻き起こした歴代CMやタイアップ楽曲、象徴的なビジュアル展開から、契約終了にまつわる背景、そして現在に至るまでの影響を徹底的に総括します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2021年11月、本田技研工業のブランドキャンペーン「Hondaハート」のメッセンジャーにKing & Princeが就任し、情熱的なコラボがスタート。
- 要点2:象徴的な赤と白のつなぎ、平野紫耀のバイク・NSX試乗、青山本社や渋谷の巨大広告など、多面的な展開が社会現象級の反響を呼んだ。
- 要点3:メンバーの脱退・事務所再編に伴い2023年春に惜しまれつつ契約満了となったが、互いをリスペクトし合う姿勢は今も語り継がれている。
【プロジェクトの原点】Hondaハート誕生の背景とキンプリ起用の決定打
Hondaが「Hondaハート」を立ち上げた背景には、急速に進むモビリティの変革期において、「技術の前に、人の心がある」「一人ひとりの情熱が未来をつくる」という企業姿勢を広く社会へ届け直すという明確な意志がありました。そのメッセンジャーとして白羽の矢が立ったのが、当時5人体制で圧倒的な求心力を誇っていたKing & Princeでした。
起用の決め手となったのは、彼らが持ち合わせていた「妥協なき挑戦心」と「真っ直ぐな誠実さ」です。世界進出や新しい表現に貪欲に挑み続けるグループの熱量が、世界一を目指してF1や二輪レースに挑んできたHondaのチャレンジングスピリットと完全に一致しました。単なる企業の顔としての出演ではなく、開発現場に足を運び、研究者やメカニックの生の声に耳を傾ける「本物の対話」を軸にしたコンセプトが、このタッグの独自性を際立たせました。
【名作プレイバック】歴代CM一覧と心揺さぶるタイアップ楽曲・名シーン
「Hondaハート」が生み出した歴代CMは、いずれも高い芸術性とドキュメンタリー性を兼ね備えた名作揃いです。映像を彩ったタイアップ楽曲とともに、シリーズの主な歩みを振り返ります。
第1弾として公開された『Hondaハート、はじまる。』篇では、真っ白な空間から未来へ歩み出す姿が描かれ、テーマソングのように響く『Lovin' you』の柔らかなメロディがプロジェクトの幕開けをドラマチックに演出しました。その後、環境技術や安全技術にフォーカスした第2弾、第3弾へと展開していきます。
特に話題を呼んだのが、疾走感あふれる『ichiban』をバックに、サーキットやテストコースを舞台にした躍動的なシリーズです。五輪施設やモビリティリゾートもてぎで撮影された映像では、メンバーそれぞれが次世代モビリティやレーシングマシンと対峙し、極限のパフォーマンスを披露しました。Hondaのエンジン音とキンプリの力強いサウンドが融合した映像美は、既存の車ファンだけでなく、若い世代の心も強く捉えました。
【ファンの熱狂】赤白つなぎ・巨大広告・平野紫耀のバイク愛が生んだ社会現象
キャンペーンのビジュアル面で象徴的だったのが、メンバーが着用した特製の「赤と白のオリジナルつなぎ」です。Hondaのコーポレートカラーをベースにしたスタイリッシュなワークウェア姿は、「かっこよさと機能美が完璧に調和している」とファンの間で爆発的な話題となりました。
さらに、東京・青山のHondaウエルカムプラザ青山や渋谷駅構内に掲出された超大型ポスターや巨大パノラマ広告は、連日多くのファンが訪れる聖地と化しました。全国のディーラー店頭に設置された等身大パネルや限定リーフレットを求めて店舗に足を運ぶファンが急増し、若者の車離れが叫ばれるなか、モビリティへの関心を高める大きなきっかけを作りました。
なかでも、プライベートでも大のバイク好きとして知られる平野紫耀が、歴代の名車や大型バイク、スーパーカー「NSX」に試乗したシーンは語り草となっています。プロのテストドライバー顔負けのライディングテクニックと、マシンを降りた瞬間に見せた無邪気な笑顔のギャップは、多くの視聴者の記憶に焼き付いています。
【メイキングと舞台裏】ネットの反応を席巻した開発現場との本気セッション
公式YouTubeチャンネル等で順次公開されたメイキング映像やインタビュー動画は、本編CM以上の再生数を記録する大ヒットコンテンツとなりました。映像には、メンバーがHondaの研究所(本田技術研究所)を訪れ、F1パワーユニットの開発責任者や若手エンジニアと真剣に語り合う姿が克明に記録されていました。
ネット上の反応では、「台本を読んでいるのではなく、自分の言葉で質問している姿勢に胸を打たれた」「技術者の誇りとアイドルの情熱がぶつかり合っていて鳥肌が立つ」といった称賛の声がSNS上に溢れました。台本に頼らないリアルの対話だからこそ生まれた言葉の重みが、視聴者の共感を深く呼ぶ要因となりました。
【契約終了の真相】なぜ強力タッグは節目を迎えたのか?背景と現在
社会現象を巻き起こした「Hondaハート」ですが、2023年春をもってKing & Princeとしてのメッセンジャー契約は節目を迎えました。契約終了の背景には、2023年5月に控えていたグループの体制変更(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の脱退・退所)および所属事務所を取り巻く環境の変化が大きく影響しています。
一部で憶測を呼んだようなトラブルや不協和音による終了ではなく、当初予定されていたキャンペーンの契約期間満了と、グループの形態変化というタイミングが重なったことによる円満な区切りでした。事実、契約満了に際して公開されたグラフィック広告や公式サイトのメッセージには、Honda側からグループへの深い感謝と敬意が込められており、多くのファンがその温かい関係性に涙しました。
【2026年最新動向】Hondaハートの現在地とファンに残り続けるレガシー
King & Princeとの契約満了後も、「Hondaハート」というブランドメッセージ自体はHondaの基軸キャンペーンとして継続され、新たな挑戦を続ける多様な表現者や技術者たちへとバトンが受け継がれています。現在のKing & Prince(永瀬廉、髙橋海人)と、Number_iとして再スタートを切ったメンバーそれぞれが活躍を続けるなかでも、当時のコラボレーションが残したインパクトは色褪せていません。
自動車・バイク業界におけるタイアップ広告の成功事例として、マーケティングの現場でも今なお高く評価されており、「企業とアーティストが魂で共鳴した稀有なプロジェクト」として確固たる地位を確立しています。
【キンプリ×Honda】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キンプリがHondaハートで着用していた「赤白つなぎ」は市販されていますか?
A1:一般販売は行われていません。メンバーがCMやグラフィック撮影のために着用した専用の特注品であり、イベント時の展示などで披露された貴重な衣装です。
Q2:平野紫耀さんがCMで運転していたバイクや車の車種は何ですか?
A2:バイクではHondaのフラッグシップスポーツ「CBR1000RR-R FIREBLADE」やクラシックな「CB750FOUR」、四輪車では国産スーパースポーツ「NSX」や新型「CIVIC TYPE R」など、Hondaを代表する名車に実際に試乗していました。
Q3:当時のCM動画やメイキング映像は現在も見られますか?
A3:契約期間満了に伴い、Honda公式YouTubeチャンネルや公式サイトでのアーカイブ公開は終了しています。ただし、当時の反響やエピソードはメディアの特集やファンの間で現在も広く語り継がれています。
まとめ:情熱のバトンが紡ぐキンプリとHondaの未来
King & PrinceとHondaが「Hondaハート」を通じて示したのは、夢を追いかけることの素晴らしさと、ものづくりに懸ける人々の熱い情熱でした。お互いのプロフェッショナリズムが最高の形で融合した約1年半の軌跡は、広告という枠組みを超え、関わったすべての人々の心に消えない火を灯しました。
形を変えながらそれぞれの道を突き進むメンバーと、モビリティの未来を切り拓き続けるHonda。互いに挑戦を止めないその姿勢がある限り、「Hondaハート」が残したスピリットはこれからも輝き続けます。 (出典: キンプリ honda(Yahoo!ニュース))